こんにちは! ラブアリス函館若松です。(#^^#)
今日はラブアリス函館若松で行っている療育活動の一つをご紹介します!
ラブアリス函館若松では個別活動や集団活動の中に「コグトレ」というものを取り入れています。
コグトレ、ご存知でしょうか?
コグトレとは認知機能に着目した包括的支援プログラムで、身体面、学習面、社会面の3つに分かれ、それぞれの認知面の向上が期待されるプログラムです。
ラブアリス函館若松ではその子に適切なコグトレを選び様々な場面で行っています。 今日はその一つである、学習面での取組みをお伝えします。
コグトレの学習面は認知機能の「記憶」「言語理解」「注意」「知覚」「推論・判断」に基づき、基礎学力の土台作りが目的となり、覚える、見つける、数える、写す、想像する の5つの課題に枝分かれしています。
その子一人ひとりの得意不得意を分析し、不得意で、できないものをできるように、そして得意にまで伸ばす支援を行っています。
今日は認知機能の「知覚」部分に働きかける「写す」コグトレと「見つける」コグトレをいくつかご紹介します。
まずは「写す」コグトレの一部をご紹介します!
このコグトレでは見本の形をしっかりとよく見て正確に点と点を繋げていく点つなぎの課題を行っています。
写す、ということで視覚認知の基礎を身に着けていきます。
私たちが普段日常で使っている漢字をなかなか覚えられない子どもや、マス目から字がはみ出してしまう、簡単な図形の模写が難しい子に向いているコグトレで、積み重ねて続けていくと段々そうした能力が身についてくるのです!✨
このコグトレを5月から6月までの1ヶ月続けた子の日記のビフォーアフターを写真でごらんください!
左がコグトレを始める前、右が1カ月続けた後の日記です。
個人差はもちろんありますが、少しずつコツコツと積み重ねをしていくことで様々な場面で効果が現れていることを職員も日々実感しています…!✨
次に「見つける」コグトレを2つご紹介します。
この写真では見本と同じ形の影はどれかを考える課題を行っています。
子どもたちは影をじっとよく見て探しています。
このコグトレでは共通した輪郭を見つける力、形の恒常性の力が鍛えられます。
形の恒常性や輪郭を認識する力が弱い子は、図形問題が苦手なことがあり、このコグトレを続けていくことで形の輪郭を認識する力や形の恒常性の力を鍛えることができるのです!
最後は4枚似たような絵の中から二枚全く同じ絵を見つける、というコグトレです。
このこぐトレでは視覚情報から複数の共通点や相違点を見つける観察力が鍛えられます。
視覚的な見落としが多い子に向いているコグトレで、コツコツ続けていくことで生活の中や勉強面での視覚的な見落としが減る効果が期待されます!
初めて行うときには問題の趣旨や意味が理解できない時も多いため、職員と一緒にどうすれば良いのかを確認しながら最後の後押しをして子どもたち自身で 正解をみつけ、「できた!」という気持ちで終わらせることが大事になっていきます。
療育活動すべてに通ずることですが、コグトレは一度行ったからとすぐに効果が発揮されるものではありません。
毎日少しずつ、コツコツと積み重ねることで子どもの成長・発達とともに自ずと力が付いてくるものです。
ラブアリス函館若松ではそうした日々の積み重ねを大切に子どもたちを支援しています! 今日はその一つであるコグトレの学習編をお伝えしました!
ラブアリス函館若松は児童発達支援・放課後等デイサービスを行っています。
ラブアリス函館若松ではお子様の得意なところをたくさん見つけ、たくさんの「できた」をお子様と一緒に経験し自信に繋げる活動を行っていきたいと考えています。
見学・体験を募集していますので、お気軽にお問合せ下さい!
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